筑後川の四大井堰の紹介

筑後川の四大井堰

 17世紀後半から18世紀に掛けて、流域各藩では新田開発を積極的に実施し年貢収穫を高めようとした。筑後川中流域ではこの時期「筑後川四大井堰」と呼ばれる固定堰が相次いで建設された。上流から順に左岸に袋野堰(寛文13年)、大石長野堰(寛文4年)、右岸に山田井堰(寛文4年)、床島堰(正徳2年)の四大井堰が造られた。

 この歴史的遺産は建設以来200年以上もの間水を送り続け、筑後川中流域左右岸の水田を今も潤している。

筑後川四堰の位置図

              <位置図の堰のポイントをクリックすると詳細がご覧になれます。>

          (この地図は筑後川河川事務所発行の「筑後川流域基礎情報」による)