恵利堰の位置図
(この位置図は筑後川河川事務所発行の「筑後川流域基礎情報」による。)
歴史的背景
床島堰の築造は、大石堰、山田井堰の開削より、半世紀近い歳月を経て、有馬藩奉行野村宗之丞、総裁判役草野又六と、八重亀村等五庄屋を中心にして、正徳2年に完成した。
恵利堰は筑後川を堰きとめて用水路に導入する基幹施設で、さらに水路には途中に水量調節のための床島堰、水量増加用の佐田堰とが付属しており、通常一括して床島堰とよばれている。床島堰は田主丸町(現・久留米市)、大刀洗町に位置し、朝倉市に隣接する。恵利堰もまた石畳構造になっており、左岸側に近代的な魚道が設置されていて、この堰もまた水景美を誇っている。
恵利堰の全景
(この全景写真は筑後川河川事務所発行の「筑後川流域基礎情報」による。)
現地探訪
恵利堰(床島堰)の現地を探訪しました。 | |
恵利堰 |
恵利堰魚道 |
床島用水取水口 |
床島用水 |