活動状況

桜の植樹会を開催しました

 平成29年3月4日(土)春日よりの中、9時前から筑後川水の友会員12名と水機構寺内ダム職員5名、造園業者3名 合計20名で、アジサイ園南側平場に、陽光桜10本を植樹しました。
 樹木費は、元寺内ダム職員の方々協力費で購入し、その他鹿等の食害対策、肥料費用等は寺内ダム管理所のご協力により購入して頂き、樹木高3m、根まわり50cm、幹径5cm、陽光桜の花芽がいっぱいついた桜を肥料とマサ土を混ぜた土で埋め戻して植え付け、水締めした後に、倒木防止杭を打ち、シュロをまき、シュロ縄で固定した後、樹木の周辺を鹿等食害対策とした約1m四方に竹杭を打ちプラスティック網を設置しました。

*******陽光桜について*******
陽光桜(ヨウコウザクラ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
 「里桜」の天城吉野(アマギヨシノ)と寒緋桜(カンヒザクラ)との交配によって作出された。作者は愛媛県の高岡正明さんである。元教師だった高岡さんは、送り出した教え子たちが戦場に散ったことを悼む鎮塊の旅に出た沖縄で寒緋桜(カンヒザクラ)と出会い、この桜が生まれることにつながったという。改良25年にして作出された陽光桜(ヨウコウザクラ)を、作者は「平和のシンボル」として各地に贈り続けた。
 樹高は5メートルから8メートルくらいである。
 葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
 葉の先は尾状に尖り、緑には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざ)がある。
 葉の表面は濃い緑色で艶があり、毛は生えていない。
 葉の裏面は淡い緑色で艶はなく、葉脈上に毛が生える。
 開花時期は3月から4月である。
 染井吉野(ソメイヨシノ)よりも少し早く咲く。
 一重咲きで、寒緋桜(カンヒザクラ)の紅色が残されている。
 花径は4、5センチくらいある大輪で、3、4輪が下向きにつく。
 別名を紅吉野(ベニヨシノ)とも言う。